リンゴンベリー製品
購入したリンゴンベリーの半分は、外国企業向けの様々な原材料として、また、フィンランド企業が加工した消費者製品として輸出されます。2015年は、約5500トンの冷凍リンゴンベリーと1600トン以上の新鮮な生のベリーが輸出されました。フィンランドは様々な国々へリンゴンベリーを輸出しています。
フィンランド企業が生産するリンゴンベリー製品には、冷凍リンゴンベリー製品や乾燥ベリー、リンゴンベリー・ピューレ、粉末リンゴンベリー、粉砕リンゴンベリー等があります。リンゴンベリーのジャムやジュース、ショット、スムージー、ワイン、リキュールも人気です。ヨーグルトやアイスクリーム、チョコレート、デザート、スナック、スープ、シリアルには、リンゴンベリーが生のまま使われます。近年は、コスメティック製品や栄養サプリメントにリンゴンベリーのシードオイル(種子オイル)とエクストラクト(抽出液)がよく使用されるようになりました。フィンランド人は幼少期からベリーに親しみ、ベリーは広く子供用食品に使用されています。